就活や研修など一時的な黒染めの時に、黒くするだけなら自分でやっちゃおう!
と、やってみて、美容師さんに、
『明るくするのは難しいですね。』
と言われてしまったことは、ありませんか?
あとで後悔するなら、今、黒染めに関して知っておくと良いことが、たくさんあります。
美容室と市販の黒染めって一緒じゃないの?
実は、美容室と市販のカラー剤では、大きな違いがあります。
- 仕上がりがナチュラルな黒髪かどうか
- 2ヶ月後の髪のダメージの違い
- その後、明るくできるかどうか
地毛はもともと真っ黒ではない
市販で黒染めをして、思ったより黒いな。と感じたことはありませんか?
実は、髪とは黄色と赤色が混じって黒色に見えています。
黒色に見えて、実は、人によって明るさも違う!!
美容室で黒染めをする場合、地毛の明るさに合わせて髪色を暗くすることが可能です。
ナチュラルな黒髪というのは、思ったより、明るかったりもします。
今日のカラーが2ヶ月後の髪に影響する!?
美容室と市販のカラーの違いの2つ目は、髪への負担です。
髪への負担は、どれだけ髪を明るくするか。が注目するべきポイントです。
髪は、明るくすればする程→負担がかかります。
ここで、『え、黒染めだから、明るくするのは関係ないんじゃないの?』と思った方もいると思います。
実は、美容室のカラーと市販のカラーはこんな違いがあるんです。
《美容室》
- 地毛の明るさを確認します。
- 毛先の施術履歴を確認し、その髪に合った負担の少ない薬剤を選定します。
- 暗くするのに必要な色味を『混色』することにより、黒く染めていきます。
《市販》
- どんな方にも黒く染まることが条件となります。
- 染料の濃さは、しっかりとした黒色になるようにブレンドしています。
- 薬剤のレベルをコントロールできない為、少し明るくなって→黒く染料が入り、黒く染まっていきます。
大きな違いは、カラーをする髪質や髪の状態が見えているかどうか。です。
カラーは一歩、間違えれば、髪を傷めてしまいますが、
髪の状態に合った、カラー選定は、手触りやツヤを与えることもできます。
1回のカラーで与える髪の負担の違いで、2ヶ月後の髪の状態はさらに変わっていきます。
美容室と市販のカラーの違いをもっと知りたい方は、
でまとめてありますので、良かったらご覧ください。
黒染めしたあとは、明るくできないの?
実は、今、カラー剤も進化していて、黒染めをした後でも、明るくできるカラー剤もあるんです。
これは、美容室と市販のカラーの一番の違いでもあります。
市販のカラー剤は、染料が濃いため、その後のカラーは明るくなりにくく、ムラになりやすいのも特徴です。
黒染め後の濃い染料が残っている間、どうしても、明るくする為に少し強い薬剤を使う必要が出てきます。
明るく戻す薬剤の強さが強ければ、髪に負担が出てしまうことも
できれば、そのあと明るくしたいと思ったときに、
髪に負担がかからない様に、黒染め専用の明るくできるカラー剤で、黒く染めてもらうのが、一番おすすめです。
まとめ
黒染めは、一見《黒く染める》というところでは違いはありませんが、
その後にとても差が出てきます。
- 黒染めした後も髪を綺麗に伸ばしていきたい
- 今後、明るくすることも考えている
という方は、一度、美容師さんに黒染めに関して、聞いてみるのもおすすめです。
きっと、その先もカラーを楽しめる様に、一番良い方法を教えてくれると思います。